社員ブログ
芸術だけではない、技術のはじまりを知る
ラスコー展に行ってきました。
現地フランスのラスコー洞窟は現在非公開だそうですので、必見です。
壁画のレプリカが、実際の洞窟のように展示されていて、わかりやすかったです。
限られた色数にかかわらず豊かな色彩と、繊細な線刻に魅了されました。
石器を作り出す技術
素朴ながらも生命力のある彫刻
衣類や装飾品など、美しさやカッコよさを求めるところは、現代と変わらないなあと感じます。
ラスコーの壁画は高いところにあり、足場の上で描かれていたらしいので、それを許す豊かな社会があったのだろうと想像します。
技術、芸術にじっくりとりくめる時間があったということは、つまり、食べ物がしっかり確保されていたからなのでしょう。
氷河期のこの時代、長い冬を過ごすのに、どんな家に住んでいたのでしょうか?
想像していると、次から次へと疑問が湧いてきます。
開催は東北歴史博物館です。
東北本線、国府多賀城駅の目の前にありますので、とても便利ですよ。お運びあれ!
2017.04.02